「本当の勝負は これから。」アピール

2021年5月29日高崎駅アピール

日時:2021年5月29日 午前11時~午後0時
場所:高崎駅西口ペデストリアンデッキ上
マスク着用、ディスタンスをとりつつお集りください!
5月18日、入管法改悪法案は今国会では事実上廃案となりました。しかし、現在の入管法の国際人権法違反の状態、入管施設における被収容者に対する非人道的な扱いは何ら改善されていません。
世界では紛争が後を絶たず、移民・難民にならざるを得ない人たちが沢山います。今、この日本社会は多くの外国の方々に支えられており、外国人の出入国や日本での在留資格に関する法律や外国人の処遇に非人道的なことがあってはなりません。
3月6日には名古屋入管に収容されていたウィシュマ・サンダマリさんが亡くなる事件が起きています。彼女の死は、入管法の不備の一つの象徴的な結末です。入管での彼女の様子を映したビデオの開示ほか、真相解明を求めます。何があったのかを明らかにしなければ、それに対する反省を踏まえて、将来の再発防止をすることができません。
群馬には、南米から来た方々をはじめ多くの外国人がいます。ミャンマー出身のロヒンギャの方々も群馬に多く生活しています。2月からのミャンマーの軍事政権の状態を見れば、ミャンマーに戻ることはできません。難民認定が適切にされること、在留許可が出されることが必要です。ロヒンギャの方々にとっては、入管法の問題は、すぐそこにある危機なのです。
以上のような思いを共有する仲間たちで、アピールを行います。

入管法が本当の意味で国際人権法に叶ったものに改正され、日本社会で共に生きる移民・難民の人権と尊厳が尊重される社会の実現のためには、「本当の勝負はこれからだ。」と。

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